2016-03-31 Thu
4月から新年度。これからレスリングを始める方。お子さんが初めて習う方も沢山いらっしゃると思います。
初めてというのは、何が分からないかが分からない、というくらいどうしていいか分からないですよね。
そんなお客様に、レスリング用具についての基礎の基礎をご紹介します。
■レスリングを習うのに最低限何が必要か
レスリングの練習を始めるにあたって最低限必要なもの、それは「シューズ」です。これだけは競技特性に合わせた専門シューズになるからです。
あとはいらないのか、といわれますと、普通のTシャツや短パンがあればそれで結構です。ただし、金具やチャックなど硬いものがついているものは厳禁です。練習ではレスリングの試合着(シングレットと言います)は殆ど着用しません。
■チビッコの場合、シューズもいらない?
チビッコの場合、「はじめは体育館履きでいいですよ」と言ってくれる指導者もいます。その場合は指導者の方に従ってください。もし買ってすぐに止めてしまったら勿体ないですからね。
ある程度続けられそうだったらレスリングシューズを買って下さい。体育館履きではすぐに脱げるので本格的な練習は難しいです。
また、裸足や靴下だけ、というのは怪我をしやすく危険ですのでおやめ下さい。
■あった方が良いもの
私の考え方なのですが、、膝サポーターは怪我予防のために着用した方が良いと思います。必要ないと考える指導者もいますが、私は普段から付けていたためか、膝の大怪我はありませんでした。
■イヤーガードは?
耳が潰れるのは皆さんもご存じと思います。これを防ぐ用具がイヤーガードです。しかし、以前にもブログで触れたのですが、これを付けるべきかどうかははなかなか判断が難しいです。大半の指導者はあんまり気にしないんですね。確かに練習では煩わしいですし。
しかし、何が何でも潰させない、という考え方でしたら付けるべきです。
潰す方が格好良い、ということでしたら、それは自己責任ということでお願いします。
■試合着のことをシングレットといいます
そのシングレット、いつ買うのか、というと、試合が決まってから、という人が圧倒的です。なので焦る必要はありません。
試合が決まったら、指導者の方にお尋ね下さい。ユニフォームとして同じ柄で揃える場合も多いからです。また、試合時に貸してくれるクラブもあります。なお、試合は必ず赤と青を揃えて下さい。リバーシブルはその点経済的です。
■他にいるものは?
意外ですが試合の時の真っ白なハンカチ。試合には必ず携帯します。
それとインナーのサポーター。たまに、履いてきたパンツでそのまま練習をしている人がいますが、これは厳禁です。肌を合わせる競技なので、清潔にするのがレスリングの常識です。スポーツ用サポーターや競泳用水着で結構です。
まとめますと、
・基本的にシューズは不可欠
・練習着はTシャツや短パンなどトレーニングフェアで十分
・インナーサポーターも必要。下着のままは厳禁。
・膝サポーターは付けた方がいい
・イヤーガードは考え方次第
・シングレットは試合が決まってから。ハンカチは手持ちのもので十分。
こんな感じです。
ご参考にして頂ければと思います。